看護師としてママへ働き方やお金のことを伝えている理由
- 七海 ひかり
- 2022年7月18日
- 読了時間: 4分
◆お金や働き方のことを看護師として発信しているのはなぜか
ライフステージが大きく変化する、妊娠や出産・育休中・子育てママだからこそ自分を守るために働き方やお金のことを考えて欲しいから。
心からストレスを感じている状態は身体だけではなく、人間関係にも大きく影響します。
私は出産後、産休育休をとりました。
「子育てに専念するために仕事を休んでいるんだから、子どもと向き合わなくちゃいけない」と思い込んでいたことから、掃除や買い物、炊事など生活が自分のペースで回らなくても
「子どもがいるから仕方ない」
「ママになったから頑張らなくちゃ」
という気持ちに支配されていたので、育児から少しでも離れたり休むことに対してものすごく罪悪感がありました。
そして、娘が生後6ヶ月頃、細切れ睡眠で15分~20分おきに起きて夜泣き対応。
そのころは食欲もなくて栄養状態も悪かったので貧血で考える力は低下。
1日一緒に過ごすことが辛くて、娘が泣いていてもあやす元気がなかった。
精神科の看護師として、産後陥りやすい心の状態やセルフケアに大切さは知っていたのに自分がここまで追い込まれてしまったことがとてもショックでした。
◆それでも、限界は突然やってくる
知らず知らずのうちに、自分を追い込みかねないし子育て中で自分の内側と向き合う時間が取りにくいから
気がついた時には、限界であふれてしまっていることが誰にでもあることを実感しました。
そこで、一時保育とかリフレッシュにお金を使えたらよかったけど…
産育休中の収入減でいきなり自由に使えるお金は減りました。
このまま子どもを育てていけるのか?老後は?教育費は?
すごくお金に不安があることで自分のためには使えなかったり
産後出血が長引いていても、
定期受診にいくことさえためらってしまい体調不良が長く続いて、さらに生活がしんどい…
お金はすべてではないけど、お金がなければ健康維持ができないことを知りました。
◆患者さんとの関わりの中でも感じていたお金と健康の関係性
そしてじつは、精神科の患者さんとの関わりでも
退院してもお金や働き方が健康の課題になっており、何度も入退院を繰り返している…。
という状況に看護師だけではアプローチできないことへ葛藤がありました。
私は現在育休中や乳幼児を持つ子育てママ向けに日々発信をしていますが、
子育てと仕事の両立に疲弊しうつ症状・適応障害・過敏性腸症候群など健康の悩みを抱えているケースは少なくありません。
そして我慢や妥協が日本人は美徳という考え方や流れが多いように思いますが、
1日職場にいて職場にいて不満ばかり出てくるくらい辛くてストレスフルなのってとてももったいない。
その姿を見ているお子さんへの精神面や価値観に与える影響も考えると、やっぱりママは活きいきと過ごしている方がよい影響があると思いませんか?
そして、子育てや家庭以外で感謝されることややりがいを感じられる場所や時間が増えていくことで幸せホルモン(セロトニン)もふえてうつ予防にもなる💡
そして、それは今の自分だけではなく未来の自分を助けることにも繋がるんです。
独身時代はわたし、お金さえもらえれば何だって良い…と正直考えていました😭
でも子供が生まれた今は、ママが人生を楽しんで、働いている姿を娘に見て欲しいし
仕事も自己実現や理想をつなげていく一つのツールだし、仕事の時間が長いならその時間も楽しい方が良いよね、と考えるようになりました(*^_^*)
お金の話ってしたいけど聞ける人がいない、知らないなんて恥ずかしいな…いきなりFPに話すのはハードルが高い…
生活から整えていきたくても、お金が心配で働き方を変えられない…ということも課題の1つのため
健康もお金も、両方切れ目なくフォローできるファイナンシャルナースという看護師の新しい可能性と出会えたのは私にとって人生の財産です
いまはいろいろなことができる時代なので沢山の価値観や知識に触れていくと
1年後、5年後、10年後、大きく変わってきます。
一つずつ今から選択肢広げていきましょう◎
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